のんびり、ゆっくり。時々突っ走り日記。

キャリア関連、日常の思いつき、働きかたの変化を綴っていきます。

今年やりたいと思っていること。

こんにちは、まなみんです。
昨年思ったことは色々やりたいと思うことがあっても、私がストップすると色々止まってしまい、必要な人に届いていないなとかんじました。

ズレコミュの本や1on1カードがいいからもっと広まるべきだ!と力説してくださるかたまで最近現れまして、もはや本人のほうがびっくりしつつも嬉しいなと思っています。
もちろん新作も色々だしたいなと思うときに、まぁもうしょぼしょぼな今のレベルでも一人でやってるとスケールしないなと気づいてきたのです。
人に依頼するのは苦手だし、こだわり強いし、もしかしたら(っていうかたぶん)失敗もすると思いますが、手探りでみなさんのお力借りることを今年の大きなテーマにしていきたいと思っています。


それだけでなく私よりも1on1カードのオススメの仕方が上手な人だったり、工夫されていたり。 私とは違うスキルを持っているのに活かせてないなぁと思うかたによく遭遇しまして、、 私よりほかの人がやったほうがいいものや、できるけど時間かかって頼んだほうがいいなと思うものは私のせいでボトルネックになるぐらいなら条件などは個々考えるにしてもお願いしていきたいし、いろんなことやっていきたいと思っています。
(今後はいろんな人とお話してその人のできること、もっと活かしたいなぁと思うことを探っていってお願いもしていきたいなぁと思っています。その人らしいことでもっと発揮できる場所が増えていってほしいというのは私自身のビジョンでもあるので。)


公開するリスクは一旦置いてみて。。(先にいうのもプレッシャーだし、いいのかわからんが。。)
今回は思い切って、現時点でやりたいと思っていることを語っていきます。
これだけが全部ではないのだけど、一旦みんなに共有したほうが楽しそうなものを。
1on1カード関連が多いですが、きっと半年後ぐらいにはほかにもやりたいことが溢れるように色々取り組んでいけたらと思っています。

昨年生み出したもの
売っている場所はこちら
全日本キャリア教育改善推進協会 - BOOTH

1on1カード ゲームシート

体験会を通して最初手書きだったものをデータ化するところまで終わったので
ただ今公開準備中です。新年最初の動きとしてはこれが最初の動きかもしれないです。
本読んだけどわかりにくい、やってみたけどちょっとうまくいかないかたの少しでも助けになったらいいなぁと思います。
使ってみたけどあーだーこーだーと意見がもらえたらまた楽しいだろうなぁ

1on1カードアンバサダー

まだ全然みなさんに通知しきれていないのですが、ブログ書いたり、ほかのかたが購入につながるようなことをしてくださったかたは認定していきたいと思っております。
どのくらい人数が集まったらなのか、希望があればって感じではありますが、アンバサダーの会みたいなものもやっていきたいと思います。アンバサダー座談会なのか、なんらかアンバサダー向けのことできたらなぁとか思ってます。

1on1カード体験会

月1,2回のペースで1on1カードを出してから体験会をしています。
基本的には秋葉原の場所を一時的にお借りしてやっているのですが、有料かつ販売もOKなイベント場所を貸してくださる会社さんいらっしゃったら教えてほしいです。本当はいろんな場所でやりたいなぁと思っているのですが、、、いつも日程決めるころには日付が迫ってしまっていて、、、余裕もって調整して先の予定も決めていけたらと思っています。

1on1カード広報

アンバサダーと少しかぶる部分はあるかもですが、広報活動が全然追いついていません。。
カードの後ろに書いてあるホームページ。。。今頑張って作ってるけどあんま活発に動かせてなくて。。
http://1on1card.jp1on1カード 体験会の様子など報告したり、出展情報だったり、サポート的な内容も更新していきたい。。。
あとFBとかSNS更新も考えていったほうがいいかなぁと。。。 実は団体ページもズレコミュ のページもあるという、、汗 うまく運用するやり方ないかしらねぇ。

1on1カードファシリテーター

体験会は1on1カードに興味あるかた、ちょっとやってみたけどもうちょっとやり方を知りたい人向けに実施しています。
けれども2時間では消化不良だったり、本の内容も含めてちゃんと学びたいといってくださるかたも増えてきました。
ちょっと価格はアップするかなと思いますが、1on1ファシリテーターとして認定できるようなプログラムを考えたいと思っています。
1on1カードをちゃんと使いこなしたい、どういう理論に基づいて作っているか知りたい、1on1カードの研修を社内でやりたいなどのニーズに応えられるものを作りたいなと検討中です。
これに関しては参加したい、テストモニターになってもいいよってかたを近日募集したいなと思ってます! (すでにお声がけいただいているかたにはもちろん声かけます!)

アジャイルキャリアパターン本

技術書典にまずはα版として出せたらいいなぁと思っています。
もともと「全日本キャリア教育改善推進協会」なんて名乗っておりますので、キャリアのことが詳しい身分だったりしますw なので、シリーズなのか簡易版なのかわからないですが、ちょっとずつ書き出しているものを一度まとめる挑戦をしたいと思います。 ただ問題はパターンにちゃんとなるかだけど、、なりきれなかったらパターンもどきといって出すことにしましょう。
最終的にはちゃんと完成させたいと思っています。
ちなみになぜアジャイルキャリアとかいっているのかというと、、、挑戦していくうちに改善していって、目標を常に更新し続けようという思いから来ています。 キャリアを考えることがちょっと気が楽になるようなそんな一歩を踏み出せるものをまず本にしたいなぁと考えています。 どういう形でまず最初だそうかを今は検討中です。

1on1カード 学生版

少し変化球ですが、イメージとしては小中学生ぐらいなのですが、親子だったり先生との面談とかに使ってもらえるカードが作りたいと思っています。これは1on1カードを親子で使ってくださるユーザーさんから思いつきました。 もともと私は中高生のキャリアを支援したいという思いがあるので、できたらいいなぁと思ってます。 まずはユーザーインタビューだったり、リサーチからスタートしたいと思います。 技術書典で売れるイメージはそこまでないので、どこでマーケティングするかはちょっと課題だと思ってて クラウドファンディングなのか別の方法なのか検討したいなと思っています。 もともとキャリア教育に関わりたいと思ってフリーになる半年前から副業していたので、この分野はもともとやりたいことにも近いのですね。ちょっとずつでも実現していきたいと思っています。

なので、小中学校の先生やお子さんをお持ちのかたなどお話伺いたいですー!

ズレコミュ、1on1カード英訳

これはもはや私の力ではできないのですが、 1人立候補してくださってなんと素敵な!と思ってぜひとお話しているもの。 しかしながら私は英語まったくできないので訳してもらったものを確認無理そうだなと思ってまして、 レビューアーとか募集するかもです。 できたらコープなどに見せよう!

信頼構築ゲーム(ラポール的な)

1on1カードをやる前にお互いの関係性が確認できたり、どんな問いかけをしたらいいか一人で学べるようなカードゲームなのか、ボードゲームを作りたいなと思っています。これは今ボードゲームを気になるものを色々研究しておりますが、いわゆる楽しさ重視よりも1on1カードみたいに職場ですぐ試せるようなものができたらいいなと思っています。。これが一番難易度高いなと思うので実現が厳しそうだけど、やりたい方向性はあるので、ゲームにならずともなにか商品が作れたらいいなと思っています。

1on1カンファレンス

1on1アドベントカレンダーをみて思ったんですよね。 ほかの人がどんなふうに1on1やっているかもっと知りたくないですかね?w ちょっと考えただけでもコンセプトやら誰お願いするやら会場やら考えることは色々ありそうなので 若干躊躇してますがやったらおもしろいかなぁとぼんやりと。

1on1用記録ノート

これは本当に思いつきなのだけど、記録用のノートつくりたいなと思って、、 エクセル版やフォームなどデジタル版もありかなと思うのだけど、メモ用に自分がほしいというか。自分が使ってもいいもの作りたいなと。 実は文具好きなもので、最近は自分で作ってみたい願望が強くて、、1on1関連に限らず 文具などグッズづくりも挑戦したいなと思っています。わくわく。

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これ以外に1on1の代行だったり、研修だったりはやっていきたいなぁと思うし 技術書典をはじめ各同人イベントもまただしたいなと思っているので、上記以外も盛りだくさんですね。 半年でも全部終わらなそうだけど、どんどん勧められたらいいなぁと思っています。

なんだかこれ書いたら、数日ここ最近の疲れがどっときていたのに、すごいエネルギーが湧いてきたぁ!!! すっごく今年が楽しそうだぁ。。。

昨年2019年の振り返り(フリーになって1年目)

あけましておめでとうございます、昨年はいろんなかたに支えられて感謝です。
今年も何卒よろしくお願いします。

昨年1月からフリーランスとして個人事業主スタートしました。ちょうど1年。
ざっくりと3ヶ月ごとぐらいで振り返ってみたいと思います。
振り返りといっても基本的には何をどう決断してどうなったかがメインです。
誰トクかわかりませんが、フリーの人がどんな感じか興味半分で見ていただけたらとw
(主に自分のための振り返りです)


1-3月

フリーになったばかりで営業がっつりいきかたわからずにそんなに仕事なかったこともあり
2ヶ月ほど知り合いの会社でWebディレクターやらマーケ系のお仕事を少しだけ関わっていました。
IT業界ではなかったことと、新規サービスに関われたので色々発見がありました。


あとは研修業やったり、1on1代行の仕事などもやっていました。色々合わせて週4ぐらいで外で働き、リモートとかしていたかな。
ほかにも声かけてもらって面接いくこともあったのだけど、これ以上増やすのは。。。と思ってやめるなど色々考えました。

この時はものすごく悩んで、意外と時間がなくてじっくり次のことをする時間がないなぁと思って、知り合いの会社にごめんなさいしてやめ、3月はちょっとの仕事以外はこもってはじめての技術書典に向けて本を書いていました。
この3月が一番1年でメンタル的にはしんどかったかなぁ。。自分で先に投資すること選んだものの、うまくいくのかな、この決断でダウ丈夫かなとプレッシャーだったので。

あとは思い出深いのは高校の母校で講演しことかな。
ブログにも書いたけど、当日の自分が報われた感じがしたなぁ。。
母校の中学講演でこっそり感動したお話 - のんびり、ゆっくり。時々突っ走り日記。

あとお誘いいただいてラジオに出演していました。念入りに色々考えていい振り返りでした。
この時話したことはベースなものの、だいぶ変化があったなと今振り返ると思います。
【音源付き!】ラジオ収録体験 - のんびり、ゆっくり。時々突っ走り日記。

4-6月

はじめて技術書典でたことと、スクラムマスター研修いったことが大きいかな。
あとはプライベートで結婚したことは心境変化があったかな。


はじめての技術書典はとても緊張したのを覚えている。
前日めっちゃ胃が痛かった。手にとってくれる人どのくらいいるだろうって思って。
そもそも落選して委託で出させてもらったのだけど、思ってよりたくさん買ってくれる人がいて
すごく嬉しかった。またいろんなかたとつながりもできて感謝。
再販nightとかTwitterなど通してつながることができました。
そしてアウトプットの場所としてすごくいいなぁと思ったのと、作る喜びが復活したかな。
この時のはじめてのデビュー作はこちら
現場の「ズレ」を解消するコミュニケーションメソッド 第2版 - 全日本キャリア教育改善推進協会 - BOOTH 1on1代行はじめ、自分の経験や本で学んだことなどをまとめて書きました。


スクラムマスター研修もちゃんと学びたいと思っていたのでとてもいい機会でした。
あとはじめて英語をどうにかしないとと思ったかなw
ネタはあるのに話せないって状況がはじめてて。結局一旦ポケトーク買ってしまったけど
どういう方法であれ英語の文献は少し読んだりもしようかなと思った次第です。
(不得意なことには変わらないのでどうカバーしようかなと思ってます。。w)

結婚は事実婚を選択してみました。散々調べたけど一旦今のところはトクに何か問題はなさそう。
大きく何か変わったわけじゃないけど、気持ちの変化は大きいなって思う。

7-9月

技書博含めて、同人イベントにでるのがあたり前になって、それに向けて準備しだした時期。
1on1カードの構想を練るのに色々勉強会をやって検証していって
同時に結構ボードゲーム(主にカード系かな)を見たり、本で勉強したりしていたかな。
前著がニーズあることを確かめることができて、プレッシャーかんじつつもいけるような感覚ができて そこまで技術書典に向けて不安はなかった気がする。
でも印刷代で結構飛んだので、、そこはプレッシャーでしたよ笑
みなさんのおかげでマイナスにはならなかった瞬間には、、本当に安心しましたw あとは学会にも出ていました。ここでつながった縁にも感謝。

(11月に出店したゲームマーケットのときに作った資料だけど、)

1on1カードは1on1(面談)をする人がどんな話をしていいか悩んだときに助けてくれる テーマごとに分かれた質問カードです。 会話の引き出しを増やす 1on1カード と 使いこなしブック - 全日本キャリア教育改善推進協会 - BOOTH

カード制作の大変でした裏話はこれでまとめたのでこっちに譲ります。。w 1on1カード制作裏側物語 - Speaker Deck

10-12月

1年で一番忙しかったです。
正直9月までまぁまぁ暇だったので、時の流れかたがもはら意味わからない状態で。
1on1カードという形で作ったことがとても大事なことだなと学びました。

体験会も毎月実施したり、カードをきっかけに多くの人とつながり、自分の視野も大きく広がったなと思います。
カードで研修や講演させていただく機会もできてきて、よりお役にたつためにこんなことしたいなというものもたくさん見つかるようになってきました。
あとはゲームマーケット、技書博2回目、コミケにも出展してそういう意味でも大忙しでした。 あ、あとPodcastも出演しました ep.23【#成し遂げたいam】【ゲスト : @careerupdate】1on1カードでおなじみ まなみんさんをお呼びしてお話をしました! 職場のコミュニケーションを改善したいという想いについて話しました。 by #成し遂げたいam • A podcast on Anchor



とっても嬉しいのだけど、単純に私のキャパオーバーという感じでやりきれなかったことや仕掛けられなかったことが多くて悔しいぐらいで。
今年の抱負記事でも書いてそっちにも書こうかなと思うのですが
もう1人で回すのは無理だなと確信になったので、いろんな人ともっとやれたらいいなと切実に思ってます。。
1on1カードがもっと必要な人に届くように広げるために協力者を募りたいなぁと思っている、今日このこの頃ですね。
次回作もやりたいしね♪あーーー今年も楽しみ。

こんなざっくりした振り返りはここまでで、今度は今年やりたいことについて 話していきたいと思います。

共感するというより、相手を理解する姿勢を。

1on1アドベントカレンダー2019 day16の投稿です。

1on1アドベントカレンダーはこちら
1on1 Advent Calendar 2019 - Adventar

こんにちは、まなみん@職場のコミュニケーション支援者です。
前回2日目に書いて、あっという間に16日目。 今日は聴く側の話をしていきたいと思います。 遅くなってしまって申し訳ないです。

今日は「共感」「理解」について書いていきたいと思います。 1on1の支援をしているとこんな質問をされることがあります。

「部下の気持ちに共感できません。。。汗 なんで?と思ってしまいます。。それが顔にでてしまう。。。」

自分と価値観が違うのに共感するって正直難しいなと思います。 人それぞれ違うという話を前回の記事でお話ししましたが、それは上司側だって同じ。 部下の話にすべて共感するというのはなかなか難しいこともあると思います。

共感することよりも共感する姿勢だったり、理解することが大事

ポイントとしては「共感しようとする姿勢」というより 理解しようとする姿勢と考えたほうが捉えやすいのかなと思います。

話された内容に対して自分の価値観や好みで「評価せず」にまず内容を聞き、受け入れていく。 あくまでもあなたの話をちゃんと聞いていますよというところがポイントだと思うのです。 何を言っても聞き入れてくれる、大丈夫だと思える。そうなるとネガティブなことも含めて言いやすくなる。

なので、共感できないなと思うときは、わからないのでぜひ教えてほしいと相手から教えてもらう気持ちになるのが きっと聴きやすくなるポイントなのかなと思います。 共感はできなくともそう思うのだねと受け止めるのが大事です。

理解したいと思うとどう変わるのか

私自身も共感より理解と思ったら人の話が聞きやすくなりました。え?って思うことも、私は知らない価値観であって、あーこの人はそういう考えに基づいているのかぁってわかるようになる。自分のロジックにあてはめようとしなくなってきました。そうなるとこちら側も伝えかたを考えられるし、なんでわからないのだ!とイラッとするよりも知ってアプローチ変えようと思うとちょっと楽になったなと思います。

ただ人間なので、、まだまだふとしたときに価値観押し付けられるとう。っとなるので、それはそれで人間らしい部分とも思うので、うまく理解しようとしないときがあってもしょうがないと思って気にしないでいいと思います。

理解すること以上に 理解しようとする姿勢が伝わることが大事なことだったりもするので。

現場の「ズレ」を解消するコミュニケーションメソッド 第2版 - 全日本キャリア教育改善推進協会 - BOOTH 今回の内容は上記の本にプラスして、共感と理解にフォーカスして書いてみました。 どう話を聞くのがいいのか姿勢についてもう少し詳しく書いているので ご興味あるかたはぜひ。

ファシリテーターとして関わるときの確認ポイントリスト

この記事はファシリテーター Advent Calendar 2019の11日目の記事になります。 ファシリテーター Advent Calendar 2019 - Adventar 日付変わっての更新で申し訳ないです。

この1年は自分が企画したワークショップの場とワークショップのファシリテータとして関わる場の2つあったので 後者のファシリテーターとして場にかかわるときにどんなことを意識しているかを書いてみたいと思います。

ファシリテーターとしての役割を任せてもらい、話し手や企画者が別を想定して書きます。 ひとりで回すなら、すり合わせ不要なかわりに自己判断するという文脈で読んでいただけたらと思います。 場をデザインする、作るということは必ず予期せぬことがいろいろ起きます。 だからこそどんなこと確認していくかというポイントが自分のなかで少しずつ蓄積されてきたなと思います。 なおあくまでも私の経験則であり、ポリシーです。(こうあるべきではないです)

自分がファシリテーターを依頼されたとき(仕事として) どんなポイントを気にしているかを簡単なメモを共有したいと思います。 ちょっと綺麗に整理できなくて一気に書き殴ったかたちでもうしわけないです。

事前チェック

  • 場の目的はなにか
    企画した意図が存在するはずです。
    ここはファシリテーターとして場にかかわるうえでどう振る舞うかのベースになります。
    なのでどういう思いでどういう場にしたいと思っていて、何を狙っているのか
    大切にしているポイントはなにかを丁寧にヒアリングします。

  • ゴールはどこか
    少なくとも達成したいミニマムのラインと、できたらいいなぁというラインと二つ聞きます。
    進行状況や参加者とのギャップによって変更せざるおえない部分が発生したとしても
    どこは守りたいのか、やりきりたいのか、削れるのかを判断するラインとして認識を合わせておきます。

  • ファシリテーターに任される権限範囲はどこか
    まず企画者のスタイルがどちらかによってちょっと考え方が変わります。
    ・場の状況によって変更し、状況に合わせて対応したい場
    ・事前にしっかり構成されているものの、参加者の状況にあわせて調整する場

場の状況によって変更し、状況に合わせて対応したい場
企画者(話し手)が適応力が高く、必要に応じて本番で変えたいタイプの場合はどのような観点の情報がほしいのか
どういった変更なら可能性としてあるのかをすり合わせておきます。
参加者のみる範囲を分担することもあります。
企画者も参加者の様子を全部みるのはきついので、みる観点か気になる参加者、スタンスを共有するイメージですね。

ポイントとしては本番にどういう情報をどれだけ伝えるかがポイントになります。
参加者の状況、見学者の状況などを気になるだろう観点を軽くすり合わせおきます
ファシリテーターとしてはどこまでは動いてよくて、補足したりどのように一緒に変化に関わっていくかなども話しておきます。
本番で変更したい部分を一緒に作りながら変更加えてアレンジするスタイルですね。

事前にしっかり構成されているものの、参加者の状況にあわせて調整する場
また逆に本番よりも事前にしっかり用意されるタイプなら、アドリブはどこまで許されるのか
またアドリブとして対応していい権限はどこまでかというのを話します。
せっかく準備したものをどう場に対してうまく使うかはファシリテーターの持っていきどころだったりもします。
補足で話していいのか、動いていいのか、個別フォローしていいかなど
事前にコンテンツ共有してもらってインプットしていくこともします。

実施中

実施中はファシリテーターとして以下の観点を気にして、いろいろ動きます。
* 参加者の状態にたいして、メインの意図は一致しているか、ずれているか
→伝わっていないのであれば補足する。(顔色だったり、ワークなら手が止まっていたりなどが具体的に現れることですね)
→深めたいなら問いを投げる(表面上でさっとこたられてしまっているときにより深めたいなと思ったら問いを投げます)
→認識がずれてしまっていたらどうしてそういう方向にいったのか確認したうえで修正したり、確認する
(こちらがこうなるだろうという予想がずれているケースもあるのでフラットにいろいろきいてみます)

  • 方向展開の必要があるか
    参加者が準備のときと想定が大きく異なり、変更する必要があると判断した場合には企画者にアラートを投げます。
    アラートというとおおげさですが、ライトなものも事前に決めた範囲だったらリアルタイムに伝えます。
    そのうえでどこまでならリアルタイムで修正可能なのかをよしなに調整します。
    (ここは言語化できませんでした。。ちょっと感性が強くなと)

大きくはこの2点であとは企画者が漏れているもの、拾ったほうがいいもの 参加者にとって追加であったほうがよさそうなものを振る舞う感じですね。

振り返り

  • 事前に想定していた内容とどうだったのか
  • どんな発見があったのか
  • 参加者への期待と想定していた意図にはギャップがあったか
    みたいな点を振り返ります。
    ここは企画に合わせて変わるのでちょっと変わりますが大枠はそんな感じかなと。

こんなかんじでファシリテーションを依頼されたときは対応しているかなと思ったのでまとめてみました。 だれかの参考になれば。 あとはファシリテーションの依頼がもしもあったらこんなかたちで進めますよーというスタイルも知ってもらえたら幸いです。

ご興味あるかたはtwitter @careerupdate (おざわ)まで。

1on1を受ける側は自分の「取説」を話しつつ、更新していこう

1on1アドベントカレンダー2019 day2の投稿です。

1on1アドベントカレンダーはこちら
1on1 Advent Calendar 2019 - Adventar

こんにちは、まなみん@職場のコミュニケーション支援者です。

今日は1on1を受ける側について話していきたいと思います。
1on1というと上司側がアプローチすることが多いですが、 コミュニケーションなどで部下側も歩み寄らないと成立しないのが正直なところだと思います。
なら、部下側はどういうスタンスで1on1に望んだらいいのだろう?
まだ思考段階で(文献なども調べ切れていない)綺麗にまとまっていませんが、 考えていることを発信してみたいと思います。

1on1は部下にとってなにがメリットなのか

大きく2つあるかなと思っています。
1. 上司に自分の取説を知ってもらい、お互いの情報交換することで仕事にメリットがある
2. 内省の時間を通して自分のことを知り、成長につなげることができる
今日はこの二つに焦点をあてて書いてみます。

1. 上司に自分の取説を知ってもらい、お互いの情報交換することで仕事にメリットがある

唐突ですが、パクチーが嫌いなのに、パクチー専門店でランチと言われたらわたしは正直困ります。 (ちなみに本当に苦手です笑)
でもわたしがパクチーを知らないことを言わずに適当に合わせてしまったら、誘った相手は知らずに終わってしまいます。知らないことを配慮することはできません。 好き嫌いが人それぞれなんてことはみんなあたり前に知っているから、ランチ考えるときに「苦手な食べものは?」と聞くことがあったり、自分から苦手なのでと発言することが多いと思います。

好き嫌いだったら人それぞれ好みが違うのは受けいれられやすいですが、 仕事の価値観だったり、得意なことだったり、こうなりたいと思うのも人それぞれのはずなのに実はこういうもんだろうと思われがちだし、自分も相手と違うことを認識せずに言わず仕舞いのことっておそらく日常で溢れています。

そこで1on1で話すことがいいとわたしが思うのが「自分の取扱説明書」です。

1on1で話したことがいいことは相手に自分のことを話す時間です。 実は上司はよかれと思って配慮していることがたくさんあります。 そのよかれと思って配慮する背景には上司の方の価値観があります。 もし違うのであればわたしは違うのです、こうなのですと伝えることが必要になります。

そうなると自然と上司も僕はこう思っていた、こうなんだという話もでてきて すれ違いがどこで起きているのか、なにがお互い違うのかを知るきっかけに。 それを踏まえて必要なことがちょっとずつ見えていく。 そんなコミュニケーションができていけたら仕事をうまく役割分担して仕事していく 一歩につながっていくのではないかなと思います。

自分の本の紹介にもなってしまうので恐縮ですが、ちょうどかばやんさんが今日素敵な記事が投稿されていたので紹介します。こんなふうに内省していって上司に伝えていくとすれ違いが減っていくのかなと思います。
推し本『現場の「ズレ」を解消するコミュニケーションメソッド』と出会ってからの私 - データサイエンス女子のゆるふわだいありー

2. 内省の時間を通して自分のことを知り、成長につなげることができる

1と矛盾してしまう部分もあるのですが、とはいっても自分のことって思っている以上に知らないものです。嫌いな食べ物だって食べてみないとわからなかったり、みんな嫌いなものだと思っていたら好きな人がいてはじめて嫌いなことを言う必要があると思うことがあったりするかもしれません。

なので自分の「取説」を伝えつつ、内省するなかで更新していったらいいのだと思います。 この取説は自分が理解するほど、どこでも使える最強の味方になるんじゃないかなって思うんです。 場所が変わったとしてもまたその取説を伝えたらいいので、ずっと使えるものになるからです。

1on1は日々の仕事で忙しいなかで、時間をとって内省する時間として使えます。

例えば
今までやってきた仕事を振り返って、自分をうまく発揮できた場面はどこだろう?楽しかったのはどんなときだろう?自分が苦手なことはどんな支援をしてもらえると助かるのだろう?

今まで仕事に追われてしまっていたけど、今後自分がやっていきたいことはなんだろう?あーそうえば昔はこんなこと夢中だったなぁ。ここ数年でこんなことできるようになったなぁ。。

そんなふうに内省する。もちろんひとりでできる内省もありますが、人からひきだしてもらって見つかる発見もあるかなと思います。自分のことがわかるとどう支援してほしいのか、逆にどういうところはバリューが出せるのかなどわかっていく材料になっていくのかなと思います。

1on1を通じて部下側から開示できるような環境づくりを上司は支援し 内省を深めると問いを投げることで内省を支援して 部下からいろいろ情報を得て、一緒に仕事をどうやっていったらいいかを考えられるようになったらとわたしは祈っています。

最後に少しご紹介

両方ともマネージャー向けに作ったものではありますが、メンバー同士で内省しあったり、自分の内省にも使える質問カード、1on1カード。
あと途中記事紹介にてでてきておりますが、現場のコミュニケーションがどうしてずれてしまうかを解説した本などだしていますのでご興味ある方はぜひ。 全日本キャリア教育改善推進協会 - BOOTH

その他研修や1on1代行など受け付けていますので、ご興味あるからはtwitter @careerupdate をフォローしたり、1on1cardinfo[@]gmail.com([]ははずしてください)にぜひご連絡ください。

よろしくお願いします。

技術書典6 非公式アフターのLTで発表した内容

技術書典6 非公式アフター(4/14) - connpass いろんなかたと知り合いたいなぁと思って参加しました!

急遽LT参加

はじめて参加していろんな人に助けれたなと思ったので 単純に感謝を伝えたいLTをしました笑

5分で作った即席なのでゆるーく見てください。 iPadパワポで手書きでスライドつくりました。(立って書いたので文字乱れている。。)

当日メンバーと関わった本について

当日のメンバーはこんな感じ。 自己肯定感はプラスで2人います。(当日来れず。。残念)

私は委託での初参加でした。 お37にてPOStudyにて。 関さんには改めて感謝です。

  • 自己肯定感の本を共著で関わり (ストーリーとか表紙のレイアウトとか、みんなで議論するときのファシリなどしました)

PDF版 理論と事例でわかる自己肯定感 - 教育心理学を学ぶ会 - BOOTH

  • 現場のズレコミュ本は単著で書きました。なのでメインはこちらですね。

[PDF版]現場の「ズレ」を解消するコミュニケーションメソッド - 全日本キャリア教育改善推進協会 - BOOTH

心配性の私はとにかく怖かった

論文など書いた経験はあるもの、文章は苦手です。技術書典は技術系が多い中売れるかの感触もわからず、書き終えたあとも何度も売れない夢は、苦情がくる夢までみました(どんだけネガティブ笑)

悪い予感はあたらず、自己肯定感本は300冊物理本完売し、現場のズレコミュも230冊売れました。他にもpostudy本やCrystalDiskMark Internals本、教育心理学の既刊もあり、6冊あったこともあり、売るのが最後の30分まで人が絶えませんでした。本当にみなさんには感謝です。そして手にとってくださった方ありがとうございます!自己肯定感本は引き続きオンラインで売り続け、現場のズレコミュ本もゆるーく売れています!!

いろんな方に感謝

  • Noteにまとめてくださってるって話はこちら。

ばっちりこちらに準備しました。

  • まとめ記事やイベント紹介や励まし

もりさんはまとめ記事以外にも、おつかれさまとか、無理しないでください!など声かけてくださって嬉しかったです!(リアルで知り合い!)

@mtb_beta さんにはイベント情報を紹介いただきました。 満席でいけませんでしたが、オンラインで参加し、書くモチベーションがあがりました! (伺ったものの売り切れで買えず、、無念)

近いブースだし、テーマ近いこともあり交流すこしさせていただきました。そのあと感想ブログを書いていただき感謝。(読むの遅くて私が返せてなくてごめんなさい)

あとはfbでレビュー呼びかけたらすぐ反応もらい!不安だった文章が少し気がラクになりました。すぐに反応もらえたことが自信になったというか。

KANEさんはLTのあとに声かけていただきやっと顔を認識できましたが、その前からいいねなどたくさんしていただき励まされました。

  • 進めていただいたことにも感謝(追記) あとは@yagitchさんが自己肯定感の本を進めてくださった。 @yagitchさん は色々RTもしてくださっていて、感謝です。

@3s_hv の投稿 でバズりにつながりました。本当にありがとうございます。

挫折への招待今読んでます!>< 感謝です。

もちろんメンバーや同じブースメンバーにも感謝

もちろん自己肯定感のメンバーには助けられて、無理にも答えてもらって、、まじで感謝です! 会話たくさんしましたもんね。自己肯定感についてたくさん語りあいました。アニメ見ながら語ったり、付箋たくさん書いたり。

ブースメンバーとはやりとりさせていただていて、前日に文化祭みたいなのりで、準備したのもとっても思い出です。前日大変でした笑

もしひとりで書いていたらもっとしんどかっただろうなぁとおもいます。だから感謝したいなと。ここに書いた方がすべてではなくて、書ききれてなくてごめんなさいなのですが、、、

今回の技術書典通してまたつながっていきたいなっておもうので、皆さまよろしくお願いします。

あ、買ってくれたかたの戦利品投稿やレビューはかなり嬉しいです。その点も感謝です。

まとまりがなくなりましたが、感謝を伝えたい記事なので、文章はお許しを。 感謝ってことば何回でてるんだろう。。。 みんなの本読まないと!(読むのが遅いからGWになってしまうかも、、ごめんなさい。。)

【モニター募集】チームメンバーのパフォーマンス支援はじめます

【新サービス立ち上げ予定】【モニター募集】【シェア大歓迎】 「現場チームの居心地をよくして、パフォーマンスを出すためにメンバーの一員としてお手伝いするサービス」をはじめようとしてます!

就職、転職は仕事内容、会社で選ぶことが多いですが、いざ毎日を過ごすのは「チームのメンバー」だと思います。チームの文化や上司部下の相互関係、達成するゴールとの一致など「チーム」単位での相性は仕事をするうえですごく大事なのではないかなとすごく感じます。 実は私も会社時代はプロジェクト、チーム、上司との相性でこんなにもパフォーマンスが変わってしまうのかと悩むことが本当に多かったんですね。そしてほかの人に話を聞いてほしい、相談したいと思うことも何度もありました。 そして今はメンターとして企業、個人それぞれをサポートするなかでチームのなかで、うまく力を発揮できずに悩んでいる人を多く見ます。私から見たら能力あるのに活かせずでとっても悲しい!また上司の方のほうも悩んでいるケースが多いと感じています。

日常のちょっとしたすれ違い、ズレをそのときに解消して、不満や不安などを蓄積せずに互いに理解し、チームの文化を一緒に作っていくことで、働きやすさにつながるのではないかとかんがえています。

そこで私と谷口 諭さん、Yasuhiro Okumura Tsukadaさんと新たに「チームの居心地をよくする」をミッションに、既存のチームに新たに「新入社員(新卒、中途)」が加わる際にうまく適応しつつ、個性を発揮し、自律的に働きやすいようサポートするおてつだいをします!

【モニター対象】 ・既存のチームに新規参画者(新卒、中途)が加わるチーム向け ・1〜2ヶ月継続的に行っていただけること ※もし既存のチームでもニーズがありましたらぜひお声がけください

【どんなことをするのか】 ・簡単なサーベイ(仕事や会社、チームのフィット感を図る) ・新規参画者(要望によっては上司側も含む)コーチング、サポート ・上司側向けの報告FBし、次のアクションを考える材料を提供

【金額】 1人1時間あたり5,000円〜 ※今回はモニターなのでニーズに合わせて調整します

ご興味あるかたはぜひぜひお声がけいただけたら嬉しいです><

シェアされることでもし私と初対面のかたもいるかと思いますので、こちらのメールフォームから送っていただくかたちでも大丈夫です。http://careerupdate.jp/contact/ よろしくお願いします。

※支援者側としてご協力いただく募集も今後考えておりますので、別途もし気になるかたもぜひご連絡くださいませ。