のんびり、ゆっくり。時々突っ走り日記。

キャリア関連、日常の思いつき、働きかたの変化を綴っていきます。

母校の中学講演でこっそり感動したお話

f:id:manami_o:20190127175604j:image

当時参加したウェブ教材コンテストについてお話しました

芝浦工大柏中学、高校が私の母校です。先週土曜に当時一生懸命取り組んでいた探究学習の過程と成果をWebサイトに~全国中学高校Webコンテスト(以下ウェブコン)についてお話ししました。

当時生徒会顧問だった先生の呼びかけで、1つ後輩と、教育実習で自分の授業で生徒さんでもあったちょっと離れた後輩とどんな時間にするかを一から考えて自己紹介や中学当時の自分たちを紹介しつつ、その後パネルディスカッション形式でウェブコンに参加してどんなことを楽しみ、感じ、学んだり今に活きているのかを話しました。

その後は実際に今年セミファイナルまで言った中高生とお話し、コンテストの話しだけでなく、進路などざっくばらんにいろんな話しをしました。

ウェブコンテストとは

中高生が複数人でグループをつくり、ウェブ教材をつくるコンテストです。自分でテーマを決め、チームでひとつの教材をつくりあげる。ただ本などで調べたことをまとめるだけではなく、自ら疑問を考えて行動して見つかった答えをウェブページとしてまとめる。そんな取り組みです。

詳しくはリンク先をご覧ください。

http://webcon.japias.jp/index.html

f:id:manami_o:20190127235255j:image

講演することになったことは涙流すほど嬉しい機会だった

当時の自分はすごく寂しかったんです。このウェブコンに限らず、生徒会やいろんな課外活動に積極的だった。周りからなに真面目にやってるんだという視線が冷たくて、しかもそれが勉強分野じゃない。実際になにやってるのといった声もちょっと痛い目にもあいました笑 人と違うことやると色々起きるよくあるやつです。

高校ぐらいにはこういう活動を熱く友達に語ることは少しずつ減り、成績を落ちていたこともあり余計肩身が狭く、孤独に感じていたのを今でも鮮明に覚えています。こういうこと好きで活動することをだれかに認めてほしくて、そしてそういうの頑張る人と一緒に活動したくてもがいていたので、時に同級生を巻き込もうとしましたが、今と違って押し付けで失敗して空回りしていました。こういうのすき、活動がすきだと人に言うことをしないうちに未だにこういう根幹の気持ちをどう伝えたらいいのか、そもそもいう話す人や場所を選ぶようになってしまったところはあります。

当時コンテストで受賞して、大学にAO入試で入ってもたまたま運がよかった印象も強く、卒業後もなんとなく認めてもらえていないと感じることもありました。勉強途中からやらずで真っしぐらに突き進んでいたせいなのも含めて、、笑

 

そんな背景があったので、高校卒業して何年もたった今、自分が当時必死に取り組んだことで卒業生講演として呼ばれるって泣くほど嬉しいことだったんですね。当時の私を学校に認めてもらえたというか、こういう生徒も居てよかったと言ってもらえた気がした。もちろん誰もがなってほしい学業での成績の良さではないから優等生とは違うのはわかったうえで報われた気がしたんです。なのでそもそもこういう場によんでもらえたことにとても感謝でした。

 

これから頑張って取り組もうとする未来の後輩にエールを

ウェブコンに限らず、勉強や部活は好成績をとるというゴールがわかりやすいけれど、自分でテーマやゴールを決めて動くって楽しいけど、困難も多いし、周りと違うことするって葛藤すると思うんです。私もそうだったし、今だってそう。だからこそ、講演でも、そのあと中高生と個別で話したときも思いましたが、歳は違うけど、そうやって活動し続けている人がいていつでも味方だと伝えたかった。実際相談うけたこととして親が心配しないように勉強しつつどう両立させるか、興味あることがたくさんあるなかでどうやっていくかなど一緒に考えたりしたんだけど、活動している子の悩みってちょっと学業の悩みと違うなと思ったんです。最後は本人が決めるし、周りや環境、制約のなかでうまくやらないといけない。でもそんなひとが過去にいたと思ったら自分を信じてどうしたら実現できるかを前向きに考えることができるかなと思って。 

後輩と当時の先生と一緒につくるものの楽しさ

ウェブ教材つくるのに当時は調べものしたり、自分で行動して調べにいったり、コンテンツつくったり、プレゼンしたりと盛りだくさんなので、これをやりきっている過去のあるメンバーなので、想像以上に積極的でやりやすかったですね。議論も活発で一緒に仕事ができてすごく楽しかった。また当時たくさん話した先生とこうやって取り組めたことはすごく嬉しかった。

ファシリテーション力をフル活用しつつ、進行まで作ってみんなで忙しいながら作れたのは有意義でした。ありがとうごさいました!

 

ちょっとポエミーな感じになったけど、最近社会人の支援ばかりでしたが、元々やりたかった中高時代のキャリア支援も改めて取り組みたいと思うので機会増やしていけたらなとおもっています。わたしの根底としては歳というより頑張ってる人の味方でありたいというのがあるので。